葉山→近代美術館

バス停「葉山」で降りて、葉山御用邸の横を通り、一色海岸に出ます。 海岸を逗子駅方向にお散歩して再び国道に出ると「神奈川県立美術館」が有ります。 近代美術館では美術鑑賞だけでなく、葉山の海が一望できる館内レストランもお勧め。 美術館の敷地には、野外のアート作品が有る遊歩道も有ります。 その後は、葉山近海の海洋生物を展示した博物館の有る隣の「葉山しおさい公園」をお散歩。 最後は、バス停「一色海岸」がゴールです。 2020.10.8更新


お散歩ルートマップ

歩く距離> 1,412m (赤い点線ルートの距離)


「葉山」バス停から一色海岸へ

「葉山」のバス停前には「葉山御用邸」の表門が有ります。 横断歩道を渡り御用邸の塀に沿って、逗子駅方向に歩きます。
御用邸表門の端を左に曲がり、海岸に向かいましょう。
※御用邸の写真撮影は禁止となっており、カメラを向けるだけでも護衛官より注意を受けます


御用邸の塀に沿った道を海岸に向かい、歩きます。

もう少しで海岸ですが、御用邸の護衛警官が立っていますので通る時に軽く挨拶をしましょう。 右手には小さな公園が有り、ここから海岸に出ることもできます。


一色海岸

一色海岸に出ます。 左に進み白い御用邸の塀の先に有る松の木の間を通ると、大浜海岸に出ることができます。

反対の逗子方向に海岸を歩きます。 波打ち際に近いところが、歩き易いです。

しばらく歩くと防砂柵が有りますので、ここから国道に出ます。

国道に出たら右に曲がると、近代美術館の正門が有ります。


県立近代美術館 葉山

一色海岸を一望する絶好のロケージョンでは神奈川でも屈指の、神奈川県立近代美術館の葉山館です。 近代アートを中心とした展示会開催の他に図書室もあり、開催された展示会の図録を含む蔵書数約10万冊の美術関連の書籍が閲覧できます。  ★美術館のWebサイト

中庭には、2015年度末をもって閉館となった「県立近代美術館・鎌倉」より移設された、現代彫刻家イサムノグチのオブジェが有ります。


オランジュ・ブルー

近代美術館の中に有るカフェ。 店内は細長いスペースで全てが窓際のテーブル席になっているので,、海の眺望は、いつ来てもグッド。 お店の奥には、一色海岸を臨むテラス席も有ります。

★食べログ ☆ぐるなび


敷地内の遊歩道をお散歩

レストランの横に左手には「散策路 展望台」のプレートで案内された、海岸の方に向かう遊歩道が有ります。

石垣と階段の組み合わせでデザインされている、さすが美術館の遊歩道。 階段の先が海という景色が演出されています。

一色海岸を一望する「展望台」となっている場所に着きます。 ただし、ここから海岸に降りることはできません。 この後ろには休憩のできる水屋も有ります。

「展望台」を過ぎて更に、緑に包まれた遊歩道を歩きます。 道の所々に、野外アート作品が有ります。


葉山しおさい公園方面出口

しばらく歩くと、道の右手に近代美術館の隣の施設、「葉山しおさい公園」への出口が有り、すぐに公園入り口が有り、入園券を購入し入園することができます。 ただし、この出口が開いているのは、土、日、祝日の美術館開館日の10:30~16:00の時間です。

上記の出口が開いていない時は、少し歩いたところに「しおさい公園方面出口」が有ります。 左に進み公園の敷地沿いに歩くと正門に出ます。


美術館南側広場へ

しおさい公園方面出口を過ぎると、美術館南側の広場に出ます。 中央には大きな野外アート作品が展示されており、回りにはベンチも有ります。

広場の左手には美術館裏側のエントランズが有ります。 エントランズの手前にも野外アート作品が展示されています。

先ほどの「しおさい公園方面出口」まで戻り美術館を出て、同公園に向かいます。 土、日、祝日の美術館開館日で10:30~16:00は、すぐ前にしおさい公園側の入口が有りますが。 それ以外は出口を左に進み、国道に出たら右に行きます。 美術館の正門を出て国道を歩いても行けますが、道が狭く自動車や自転車が通り歩きにくいので、こちらの道がお勧め。


ちょっと寄り道 山口逢春記念館

日本画に興味の有る方は、スタート地点の葉山行き三ヶ丘のバス停から歩いて、山口逢春記念館にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 日本画家、山口逢春が生前、住居とアトリエとしていた建物を使用し作品を展示した記念館です。 新しく建てられた別館には、画家を紹介するビデオや、一色騎海岸の海を臨む2階の休憩室も有ります。

★山口逢春記念館

お散歩ルートマップ

三ヶ丘のバス停から、逗子駅方面に歩き、横断歩道を過ぎると、記念館の案内板が有ります。 この後も、案内板が有りますので、これに沿って歩いていきます。

入口にはガラス板に「山口蓬春記念館」の彫刻文字が有ります。

階段を上ると、記念館の建物が有ります。

山口蓬春記念館の本館で、入口が有ります。 入館料は600円ですが、県立近代美術館又は、しおさい公園の入館チケットが有ると100円割引きになります。

本館入口を入って、左手端にはアトリエが有ります。

アトリエの前を歩いていくと、短いお散歩道も有り、6月にはアジサイも綺麗です。


葉山しおさい公園

この公園は、葉山御用邸の付属邸を使用して開設されたところで、園内の随所に当時のおもかげが残されています。 入園料は大人300円ですが、近代美術館の企画展に入場した場合、半券が有ると割引になるようです。 

⇒葉山しおさい公園のWebサイト 

御用邸に関係する跡地だけあって、正門を入ると綺麗に清掃されたじゃり道が続きます。


葉山しおさい博物館

少し歩くと「葉山しおさい博物館」の入口が有ります。 1Fでは現在の天皇陛下が使用されたヨットや、企画展示が行われています。 B1Fは常設展示場で、葉山沖の相模湾で採取された海洋生物が剥製となって展示されています。 深海のカニの中には、北海道のタラバガニに似た大きなカニや、巨大なタカアシガニも展示されていて見応えが有ります。 貝類の展示では、相模湾にはこんなにたくさんの種類がいるのかと驚きます。 夏の暑いは、エアコンのきいた、この館内がお勧めです。

⇒葉山しおさい博物館のWebサイト


博物館を出ると、大きな錦鯉が泳ぐ池が有ります。

更に歩くと、茶店「一景庵」が有ります。 緑に包まれた景色の中でお茶を飲みながら、ゆっくりと休憩するにはお勧めです。

博物館の裏手には、「潮見亭」という休憩所が有ります。 中はかなり広くテーブルとイスが並んでいて、家族やグループ向けの休憩所です。 名前が「潮見亭」となっており海岸に近いところに有りますが、樹木に遮られて海の眺めはあまり良くないです。

こちらは、池の有る庭を眺めながら休憩できるところす。 公園になる前は、天陛下も、ここで休憩されていたのでしょうか?

池の灯篭の向こうには、飛び石が置かれ歩いて渡ることができます。 池の中には大きな錦鯉が、ゆったりと泳いでいます。

池の飛び石を渡ると、滝が見えてきます。 「噴井の滝」という名前で、3mほどの落差を、とても勢い良く水が落ちています。 水がどこから流れているのか不思議でしたが、管理事務所で聞いたらモータで揚水している人工の滝だそうです。

公園の西側には、海岸の方に向かう黒松林が有ります。 道の途中には、ところどころにベンチが置かれていますので、緑の中で休憩することも

できます。

海岸の方に向かって、しばらく歩くと「パーゴラテラス」が有ります。 公園の中で一番海岸に近く、海の眺めが良いところです。


新緑のお散歩道

ご紹介しましたしおさい公園の西側に有る遊歩道は、5月~6月の新緑の頃が特にお勧めです。 6月には、アジサイの花が所々に咲いて絶好のお散歩道になります。 しおさい公園の花の開花状況を紹介するFacebookも有りますのでご参考に。 (撮影日 2017年6月29日)

★しおさい公園花だよりFacebook


「一色海岸」バス停へ

この後は来た道を戻り、公園の正門まで行きます。 正門を出て右に進むと、本コースのゴール逗子駅行きの「一色海岸」バス停が有ります。

横断歩道を渡ると葉山行きのバス停が有りますが、逗子駅方向に少し歩くとレストランが有ります。


イル・リフュージョ・ハヤマ

「一色海岸」のバス停を降りて「しおさい公園」向い側の路地を入ったところに有る、閑静な住宅街の古民家を改装したイタリア料理レストラン。 近代美術館からも歩いていけます。 お、完全予約制となっていますので、ご注意下さい。

★食べログ ☆Homepage

お店までの道をご案内

「一色海岸」のバス停から逗子方向に歩きます。 途中に「しおさい公園」の入り口が有ります。 更に進んで「VILLA MAREA」というレストランの前を右に曲がります。 少し歩いた左手に店名を表示したプレートが有ります。


次のコース、一色海岸→芝崎